佐鳥電機とは?老舗エレクトロニクス商社の事業内容・強み・成長戦略を解説

2025年6月

佐鳥電機(7420)を1株購入


🗓 購入日:2025年6月12日
📌 銘柄:佐鳥電機(7420)
💰 購入価格:1株 1,601円 × 1株

💵 年間予想配当:1株あたり44円
💰 年間配当合計:86円×4=344円(4株)
🎁 株主優待:なし
🗓 権利確定月:5月、11月
📉 配当利回り:5.37%

セクター:卸売業
景気影響:景気敏感

佐鳥電機ってどんな会社?


佐鳥電機は1947年創業の老舗エレクトロニクス商社です。半導体や電子部品を中心とした製品の卸売を行いながら、近年では自社開発製品やソリューションビジネスにも力を入れています。

  • 社名:佐鳥電機株式会社(SATORI ELECTRIC CO., LTD.)
  • 設立:1947年7月
  • 本社所在地:東京都港区芝一丁目14番10号
  • 資本金:26億1100万円
  • 従業員数:連結793名(2024年5月時点)
  • 証券コード:7420(東証プライム上場)

主な事業内容

電子部品・電子機器の卸売

佐鳥電機は、国内外のメーカーから調達した半導体、IC、制御機器などを顧客企業に提供しています。自動車、医療、産業機器など、幅広い分野で使われている製品を扱っています。

システム開発・試作支援

ハードウェアの提供だけでなく、組み込みソフトの開発や回路設計などの技術支援にも対応しています。いわゆる“モノを売る”だけでなく、使い方や仕組みまで含めた“コトを売る”ビジネスへと進化しています。

自社製品の開発

近年は、自社で開発した無線技術を活用した漏電監視システム『Leakale(リーカール)』なども展開しています。こうした独自製品を通じて、企業の設備管理や安全性向上に貢献しています。

海外展開とグローバル戦略


佐鳥電機は、台湾・韓国・シンガポール・ドイツなどに拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。2022年にはインドの半導体商社に出資し、成長市場への進出も本格化。とくに車載用センサーや電源ICなどの分野で、海外需要を取り込み始めています。

サステナビリティと将来ビジョン


佐鳥電機は「2030年にサステナビリティソリューションカンパニーになる」という明確なビジョンを掲げています。これまでのモノ売りから、データ活用や予防保全といったサービス提供へとシフトすることで、持続可能な社会への貢献を目指しています。

実際に、漏電監視システムを活用したデータ分析サービスなどを展開し始めており、新たな収益の柱を築こうとしています。

佐鳥電機のまとめ


佐鳥電機は、半導体や電子部品を扱う老舗商社としての信頼に加え、「モノ売り」から「コト売り」への転換を進める先進的な企業です。
自社製品の開発やグローバル展開にも力を入れ、堅実さと挑戦心のバランスが光ります。

長く働ける環境や、時代に合わせた成長戦略に魅力を感じる方にとって、注目すべき存在といえるでしょう。


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