ヤマハ発動機（7272）を1株購入
🗓 購入日：2025年5月23日
📌 銘柄：ヤマハ発動機（7272）
💰 購入価格：1株 1,076円
💵 年間予想配当：1株あたり50円
💰 年間配当合計：50円（1株）
🎁 株主優待：カタログギフト（100株以上保有）
🗓 権利確定月：6月、12月
📉 配当利回り：4.08％
セクター：輸送用機器
景気影響：景気敏感
ヤマハ発動機（7272）2025年12月期 第1四半期決算まとめ
売上収益
625,947百万円（▲2.5％）
営業利益
43,569百万円（▲44.1％）
税引前利益
45,405百万円（▲41.0％）
親会社株主に帰属する四半期利益
30,672百万円（▲45.2％）
四半期包括利益
▲8,960百万円（前年は102,669百万円）
💡 主力の二輪車・マリン分野が振るわず、利益は軒並み4割超の減少。とくに新興国市場の不調とコスト増が響きました。一方で、ロボティクス部門は大幅増収し、赤字幅を大きく縮小しています。
セグメント別のまとめ
ランドモビリティ（二輪車等）
売上収益：388,079百万円（▲4.8％）
営業利益：27,777百万円（▲47.1％）
マリン（船外機等）
売上収益：140,165百万円（▲1.2％）
営業利益：19,779百万円（▲22.3％）
アウトドアランドビークル（RV・ゴルフカー）
売上収益：41,361百万円（±0.0％）
営業損失：▲4,229百万円（前年：▲1,325百万円）
ロボティクス（SMT・AI関連）
売上収益：24,424百万円（＋27.3％）
営業損失：▲1,389百万円（前年：▲3,721百万円）
金融サービス（販売金融）
売上収益：27,815百万円（＋3.3％）
営業利益：4,054百万円（▲33.8％）
💡 特に厳しかったのはランドモビリティ。欧州やベトナム、ブラジルなどで販売台数が減少し、為替の追い風がありながらも営業利益は半減。対してロボティクスは中国での需要増や生成AI関連装置の好調で売上を伸ばしました。
配当のまとめ
年間配当予想（2025年12月期）：50円（前年同額）
中間：25円（予想）
期末：25円（予想）
配当性向（見込み）：不明（※EPS：144.18円に基づけば約34.7％）
💡 減益決算ながら、配当は据え置きで株主還元に配慮。自己株式の取得（約100億円）も行っており、資本政策には積極姿勢が見られます。
キャッシュフローのまとめ
営業CF：▲48,134百万円（前年：▲11,963百万円）
投資CF：▲16,361百万円（前年：▲32,099百万円）
財務CF：+65,098百万円（前年：+56,230百万円）
現金残高：360,756百万円（前年末：372,999百万円）
💡 営業CFは大幅悪化。販売金融債権や営業債権の増加が主因です。一方、投資CFは前年より改善。財務CFは借入増で現金を確保し、自己株取得や配当支払いにも対応しています。
ヤマハ発動機のまとめ
・売上・利益ともに前年割れ、特に主力二輪での落ち込みが顕著
・ロボティクスが増収し、赤字幅を大きく圧縮
・配当は据え置きで安定感を維持。自己株買いも実施済み
・営業CFは赤字だが、財務戦略でバランスを確保
・生成AIやロボティクスなど次の柱の育成が今後の鍵
全体としては「守りと種まき」の決算。ロボティクスなど未来を見据えた分野への投資は継続されており、通期では売上4.8％増・EPS144円を見込んでいます。ただし、米国市場を中心に関税リスクがくすぶっており、見通しにはやや不透明感も残る状況です。今後の為替や国際情勢にも要注目です。
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