東急不動産HD(3289)を1株購入!
🗓 2025年6月25日
📌 銘柄:東急不動産HD(3289)
💰 購入価格:1株 1,032円
💵 年間予想配当:1株あたり42円(2026年予想)
💰 年間配当合計:42円 × 9株 = 378円(合計)
🎁 株主優待:グループ関連施設割引利用券(冊子)
🗓 権利確定月:3月・9月
📉 配当利回り:4.00%
セクター:不動産業
景気影響:景気敏感株
東急不動産の物流施設「LOGI’Q」って何?
ネットショッピングが当たり前になった今、商品を「すぐ届ける」ための物流インフラの重要性はますます高まっています。EC市場の急成長や人手不足、さらには環境配慮の観点からも、物流施設に求められる役割は大きく変化しています。
こうした社会の変化に対応するために、東急不動産は2017年から本格的に物流施設事業に参入し、独自ブランド「LOGI’Q(ロジック)」を展開しています。
「LOGI’Q」は、ただ荷物を保管・配送するだけの倉庫ではありません。
働く人にとって快適な環境、地球環境に配慮したエネルギー活用、最新のテクノロジーによる効率化、そして防災拠点としての役割も兼ね備えた「次世代型の物流施設」です。
社会を支えるインフラとしての使命を果たすと同時に、未来を見据えた成長戦略の一環として、東急不動産の「物流への本気度」が詰まったプロジェクトなのです。
働く人にやさしい空間づくり
LOGI’Qでは、倉庫で働く人たちの快適性にも力を入れています。
例えば、休憩スペースには木材や植物を取り入れた落ち着いた空間を演出し、まるでカフェのような雰囲気。東急スポーツオアシスと連携し、体を動かせる「ちょいトレコーナー」も設けられています。
暑さ対策の大型ファンも完備し、肉体労働の現場でも健康的に働けるよう配慮されています。
環境にやさしい仕組み
屋上には太陽光パネルを設置し、施設で使う電力を再生可能エネルギーでまかなう仕組みを整備。環境性能を評価する「CASBEE」や「BELS」、「ZEB」などの認証取得にも積極的です。サステナブルな物流施設として、環境意識の高い企業からも注目を集めています。
スマート物流とDX対応
スマート倉庫化にも注力しており、ローカル5Gネットワークの導入や、今後のロボット物流・AI管理への対応も見据えた設備設計が進んでいます。冷凍・冷蔵対応や多温度帯対応など、多様なニーズに応えられるのも特徴です。
防災拠点としての機能
LOGI’Qはただの倉庫ではなく、災害時には地域の防災拠点としても活用できる設計になっています。
免震・制震構造の採用、72時間分の非常用電源の備え、地域自治体との防災協定の締結など、いざという時の備えも万全です。
注目の施設紹介
◆ LOGI’Q南茨木(大阪府茨木市)
LOGI’Qシリーズの中でも旗艦クラスにあたる大型施設。延床面積約16万㎡、4階建てで、駅からのアクセスも良好。歩行者と車の動線を分ける安全設計や、冷凍・危険物対応など、多様なテナントニーズに応えられる仕様です。
◆ ロジポート名古屋(名古屋市)
LOGI’Qとは別ブランドながら、東急不動産が関与する大規模物流施設。延床面積35万㎡超で、名古屋駅から車で15分ほどの好立地。ドライバー向けにシャワーやランドリー、休憩スペースも完備されており、現場で働く人への配慮が行き届いています。
◆ その他の拠点(蓮田・白岡Ⅱ・市原・神戸新長田など)
関東・関西を中心に各地で展開中。スロープ付きの設計や、最大6テナントまで対応可能なフレキシブルな設計など、細かい工夫が凝らされています。
今後の展望
現在すでに稼働中の施設が8件、開発中が14件、合計で22件のプロジェクトが動いています。
将来的には冷凍・冷蔵専用施設や三温度帯対応の倉庫、さらには海外展開(アジア・アメリカ)も視野に入れており、物流ビジネスのさらなる拡大が期待されています。
東急不動産のまとめ
東急不動産の物流施設ブランド「LOGI’Q」は、単なる倉庫を超えた社会インフラとして進化を続けています。働く人にとって快適で、地球にもやさしく、スマート技術を活用しながら、地域の防災にも貢献する。そんな多機能型施設は、これからの時代に求められる物流の新しいカタチです。
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