東急不動産HD(3289)を1株購入!
🗓 2025年5月14日
📌 銘柄:東急不動産HD(3289)
💰 購入価格:1株 1,057円 × 1株
💵 年間予想配当:1株あたり42円(2026年予想)
💰 年間配当合計:42円 × 7株 = 294円(合計)
🎁 株主優待:グループ関連施設割引利用券(冊子)
🗓 権利確定月:3月・9月
📉 配当利回り:4.04%
セクター:不動産業
景気影響:景気敏感株
累進配当って何?
「累進配当(るいしんはいとう)」とは、企業が原則として配当を減らさず、維持または増やしていくことを明確に掲げる株主還元方針です。
近年、配当を目的に株式を長期保有する投資家が増えている中で、企業と株主の間に約束のようなかたちで用いられることが多くなっています。
企業の累進配当の出し方
企業の配当の出し方には、いくつか種類があります。その中で、累進配当はこのような位置づけになります。
- 利益連動型(配当性向型):利益に応じて配当を上下させる
- 安定配当型:毎年同じ金額の配当を出す
- 累進配当型:可能な限り減配せず、毎年少しずつ増やしていくことを目指す
累進配当は、安定配当型に近い堅実さを持ちながら、成長とともに株主還元も増やしていく。いわば「守りと攻めのバランスを取ったスタイル」とも言えます。
なぜ累進配当が注目されているのか
累進配当が投資家に好まれる理由は、将来の配当予測が立てやすいという点にあります。
たとえば年金のように、毎年安定したインカム(収入)を得たいと考える人にとっては、減配リスクが少ない銘柄のほうが安心できるからです。
また、累進配当を公言することで、企業側にとっても「株を長く持ってもらいやすくなる」というメリットがあります。株主との関係を安定させたい企業にとっては、非常に有効な手段なのです。
注意したいポイント
ただし、累進配当は法律上の義務ではなく、あくまで企業の方針です。
業績が著しく悪化したり、大きな経営方針転換があった場合には、累進配当を一時的に止めたり、見直すこともあります。
そのため、累進配当という言葉だけに飛びつくのではなく、企業の財務状況や利益の安定性もあわせてチェックすることが大切です。
代表的な累進配当銘柄
現在、日本企業の中で累進配当を宣言している代表的な企業としては、次のような銘柄が挙げられます。
- JT(2914):2021年以降、累進配当を明言。安定高配当の代表格
- KDDI(9433):連続増配記録を更新中。配当の信頼感は抜群
- 伊藤忠商事(8001):利益と配当の成長がともに安定している
- 東急不動産HD(3289):2025年3月期決算で、累進配当方針を発表し注目を集める
とくに東急不動産は、不動産流通・ホテル事業の好調を背景に、2025年に増配、2026年もさらに増配を予定しており、累進配当路線に舵を切った企業のひとつです。
東急不動産のまとめ
累進配当は、「安定して配当を受け取りたい」という長期投資家にとって、非常に魅力のある方針です。
ただし、累進配当を続けるには企業の利益体質や財務体力も不可欠。言葉だけでなく中身もしっかり見極めることが、安心して持ち続けるための第一歩です。
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