PERとは?意味と目安を初心者向けにやさしく解説|積水ハウスの実例付き

2025年5月

積水ハウス(1928)を1株購入


🗓 購入日:2025年5月26日
📌 銘柄積水ハウス(1928)
💰 購入価格:1株3,260円

💵 予想配当:1株あたり144円
💰 配当合計:144円×3=432円
🎁 株主優待:1,000株以上
🗓 権利確定月:1月、7月
📉 配当利回り:4.47%

セクター:建設業
景気影響:景気敏感

PERとは?


株を買うとき「この株って高いの?安いの?」と迷ったことはありませんか?
そんなときに役立つのが「PER(株価収益率)」です。

PERは「Price Earnings Ratio」の略で、日本語では「株価収益率」といいます。
計算式はとてもシンプルです。

PER = 株価 ÷ 1株あたりの利益(EPS)

つまり、その株が「会社の利益の何年分の価格なのか」を表す指標です。


たとえば、株価が1,000円でEPSが100円の会社があるとします。

PER = 1,000 ÷ 100 = 10倍

この場合、「会社の利益10年分で株を買っている」と考えることができます。
PER10倍は平均的な水準といえるでしょう。

PERの目安


PERを見ると、その株が割安なのか割高なのかの判断材料になります。
目安は次のとおりです。

PERの目安見方のポイント
7倍以下割安に見えるが、理由があるかもしれません
10倍前後一般的な水準です
15倍超え少し高め。人気や成長期待が反映されています
20倍以上将来の成長が織り込まれているか、過熱気味です

業種によって基準は異なるため、同じ業界の企業と比較するのが基本です。

PERは高いとダメ?低いとお得?


PERが高いと「割高」に見えるかもしれませんが、将来の成長が期待されている企業では自然なこともあります。
一方、PERが低いと「割安」に見えますが、業績が悪化しているなどネガティブな理由があることも。
大切なのは、「なぜそのPERなのか」を考えることです。

建設業のPERはどれくらい?


建設業は、景気に影響を受けやすく利益が安定しにくい業界です。
そのためPERは低めに出やすい傾向があります。

一般的な建設業のPER目安は以下のとおりです。

  6〜10倍:適正〜やや割安な水準
  10〜13倍:やや高め、人気企業の可能性あり
  13倍以上:将来の成長や安定性へ期待が強い水準

PERが低いからといってすぐに「お買い得」と判断せず、利益の安定性や今後の受注状況も確認することが大切です。

積水ハウスのPER


積水ハウス(1928)のPERは約9倍です(2025年5月時点)
建設業の中では平均的〜やや割安な水準といえます。
業績も安定しており、高配当銘柄としても人気があるため、堅実な長期保有に向いている銘柄といえるでしょう。

積水ハウスのまとめ


PERは、株価が企業の利益に対して高いのか安いのかを判断するための「ものさし」です。

積水ハウス(1928)のPERは約9倍(2025年5月時点)です。建設業の平均が10倍前後であることを踏まえると、利益に対してやや割安といえます。業績や配当の安定性も評価されており、PERの数字にも納得の背景があります。

気になる株を見つけたら、まずはPERをチェックして、「なぜその数字なのか?」を自分なりに読み解いてみましょう。
PERだけで投資判断をするのは危険ですが、「数字に根拠があるか?」を考えるクセをつけると、投資の精度がぐっと上がります。


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