投資信託ってなに?
投資信託(とうししんたく)とは、かんたんに言えば「みんなから集めたお金をプロがまとめて運用してくれる仕組み」のことです。
💡 たとえるなら…
投資信託は「おまかせ弁当」。
自分で食材(株や債券)を選ばず、プロがいろんな具材をバランスよく詰めてくれます。
📌 ざっくり特徴をまとめると
- 少額から始められる(100円からOKのものも)
- プロが運用してくれる(個別企業を選ぶ必要なし)
- 分散投資ができる(リスクを分けられる)
- 商品数が多い(目的に合わせて選べる)
投資初心者にとっては、まさに「入り口」にピッタリな商品です。
💡 積み立てNISAでもOK!投資信託は月100円からはじめられる
「投資ってお金がかかるんでしょ?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。
投資信託は、なんと月100円から始められます!
さらに、証券会社によっては、
- 毎月積立(例:月1,000円)
- 毎営業日積立(例:1日100円 × 月20日=月2,000円)
というように、自分のペースに合わせた積み立て方法が選べます。
✨ 積み立てNISAなら非課税で運用!
わたしも利用している「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」では、
- 年間120万円まで
- 毎月10万円まで
- 対象は金融庁が選んだ優良な投資信託
といったメリットがあります。
少額から、しかも税金ゼロで運用できるなんて、これは使わない手はありません!
わたしが積立している『オルカン』ってなに?
わたしが1月~6月まで積み立てていたのは、「オルカン」とよばれる投資信託。
「オルカン」とは、正式名称 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」 の略称です。
この投資信託の魅力は、たった1本で世界中の株式にまとめて投資できるという点です。
🌍 オルカンの特徴
項目 | 内容 |
---|---|
投資対象 | 世界の株式(日本、米国、ヨーロッパ、新興国すべて) |
通称 | オルカン(オール・カントリー) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
信託報酬 | 年率0.05775%(業界最安クラス) |
購入方法 | 証券口座からいつでも購入可能、積立もOK |
✅ オルカンのここがいい!
- 世界中に分散投資できるから、リスクが分散される
- 1本だけで国や企業を選ばなくてもOK
- 日本株だけでなく、米国や新興国の成長も取り込める
- 運用コストが安いから長期投資に向いている
✏ わたしの投資スタイルとオルカン
わたしは、毎日少しずつ「オルカン」を積み立てています。
以前は日本株に重きを置いていましたが、世界全体の成長にも期待したいという気持ちから、オルカンの比率を増やしています。
投資信託のいいところは、「気がついたら積み上がってる」こと。
日々の値動きに一喜一憂せず、コツコツ積み重ねて20年後を楽しみにする投資でもあります。
オルカン 積み立て日記(1月〜6月)
月 | 積立額(円) |
---|---|
1月 | 2,000円 |
2月 | 5,000円 |
3月 | 8,000円 |
4月 | 800円 |
5月 | 1,950円 |
6月 | 2,200円 |
合計 | 19,950円 |
わたしがオルカンに信頼を寄せるまで
「投資信託って本当に大丈夫なの?」
「続けて意味あるのかな?」
そんな不安を感じながらも、私は半年間、少しずつ積み立てを続けてきました。
今回は、わたしが投資信託を信じられるようになるまでの軌跡を、リアルにお話しします。
はじめは日本株の配当が目的だった
もともと投資を始めたきっかけは、「配当がもらえる日本株」に魅力を感じたから。
1株ずつ買えることを知り、コツコツ投資するのが自分に合っていると感じていました。
当時は、投資信託なんて難しそうだし、よくわからないものという印象。
でも「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」はよく耳にしていて、どうやら評判がいいらしい…?
そんな理由で、半信半疑ながらもとりあえず積んでみることにしました。
続けるのがつらかった、マイナスの日々
最初のうちは、金額も少額。
とりあえずやってみる、そんな気持ちでした。
しかし…
5月中旬まで、ずっとマイナス。
見るたびに下がっていて、「やっぱりわたしには向いてないのかも」と心が折れそうになることも。
正直に言えば、積立額も自然と減っていきました。
でも、ゼロにはしなかった。「続けること」だけは手放さなかった。
5月下旬、ようやく見えた光
5月の後半から、基準価額がプラスとマイナスを行ったり来たりするように。
少しずつ、含み益になる日も出てきて、やっと希望が見えてきました。
そして7月。
ついに、評価益が+5%を超えたのです。
「信じてよかった」
そう思えた瞬間でした。
積立額を増やす決意。そして日本株の予算を移すことに
もともと、投資信託には月4,000円積み立てるつもりでした。
でも現実は、半分にも届かない月が続いていた。
そこでわたしは考えました。
「今、こんなに調子がいいのに、あのとき積めなかった分を取り戻したい」
そう思い、日本株の買い付けを一時ストップ。
そのぶんの予算を投資信託に回し始めました。
最初は穴埋めのつもりだったけれど、気がつけば「もっと積みたい」という気持ちに。
今では、ポートフォリオのうち3割を投資信託にしようと考えています。
まとめ
最初は手探りで始めた投資信託。
よくわからないまま、とりあえずオルカンを積み立ててみたけれど、すぐに結果が出るわけでもなく、正直迷うことばかりでした。
それでも少額でも積み立てを続けたことで、少しずつプラスになり、今では信頼できる存在になりました。
今後は投資信託の比率を見直し、全体の3割を目安に積み立てていく予定です。
焦らず、自分のペースで。続けることの大切さを、実感できた半年間でした。
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