【決算解説】DCMホールディングス2026年2月期第1四半期

2025年6月

DCMホールディングス(3050)を1株購入


🗓 購入日:2025年6月26日
📌 銘柄:DCMホールディングス(3050)
💰 購入価格:1株1,342円

💵 年間予想配当:1株あたり46円(2026年予想)
💰 年間配当合計:46円 × 11株 = 506円(合計)
🎁 株主優待:株主買物優待割引券(100株以上保有で500円分)
🗓 権利確定月:2月・8月
📉 配当利回り:3.51%

セクター:小売業
景気影響:ディフェンシブ株

DCMホールディングス2026年2月期第1四半期 決算まとめ


ホームセンター大手のDCMホールディングスが、2026年2月期第1四半期(2025年3月〜5月)の決算を発表しました。業績自体は若干の減収減益ながらも、堅実な成長や環境・節電商品への取り組みが目立つ内容でした。

この記事では、初心者の方にもわかりやすくポイントを解説します。


決算の概要

まずはざっくりと、売上や利益の数字を見てみましょう。

項目金額(前年同期比)
営業収益(売上)1,383億円(▲2.2%)
営業利益96.8億円(▲5.4%)
経常利益91.6億円(▲1.6%)
四半期純利益(最終利益)58.8億円(+3.4%)

📌ポイント:売上はやや減少したものの、最終利益は増加!

これは原価や販管費の調整、PB(プライベートブランド)商品の強化などによるものと考えられます。


セグメント別の動き


DCMは主にホームセンター事業と家電事業(エクスプライス)を展開しています。

● ホームセンター事業(売上構成比:88.8%)

  • 園芸用品やDIY関連は、天候の影響を受けつつも一部好調。
  • DCMブランドのフライパンや清掃用品などの生活品が堅調。
  • 一方で、寝具・収納家具などは節約志向から伸び悩みました。

● エクスプライス事業(売上構成比:11.2%)

  • PB家電「MAXZEN(マクスゼン)」を中心に伸びています。
  • 前年同期比で売上は約7%増加しており、成長が目立ちます。

配当もじわりと増加予定

DCMは安定配当を続けている企業です。

年度配当合計
2025年2月期45円
2026年2月期(予定)46円(+1円)

たった1円でも、配当を増やしてくれるという姿勢は、配当重視の投資家にとっては好印象です。


財務の健全性も◎

  • 自己資本比率は 42.8% → 安定的な財務体質
  • 現金・預金残高は季節要因で減少したが、在庫は適切に増加
  • 借入金も計画的に返済が進んでいます

環境意識の高まりとDCMの対応

DCMは「節電・節約・環境」をキーワードにした商品開発に力を入れています。

たとえば、

  • LED蛍光管(蛍光灯製造中止に対応)
  • 節電エアコン
  • 環境配慮型のPB商品(DCMブランド)

などが販売強化されており、時代のニーズに合った展開が進んでいます。


今後の見通し

DCMは通期の業績予想を据え置きとしています。

通期予想(2026年2月期)
売上:5,536億円(+1.7%)
営業利益:350億円(+5.3%)
純利益:196億円(+14.3%)

増益見通しを継続しており、安定成長が期待されます。


DCMホールディングスのまとめ

  • 売上は若干の減少も、最終利益は増加
  • PB商品や環境対応商品が強み
  • 配当は微増予定で、安定感あり
  • 財務も堅実、長期投資向きの企業

今後も生活に密着した強いブランドとして、地に足のついた成長が期待されます。株主目線でも安心感のある企業です。


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